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日本とアメリカのサマースクールに対する考え方の違いについて

  • tomomomomore
  • 2020年2月18日
  • 読了時間: 3分


さて、東京でアメリカのバレエ団のサマープログラムオーディションを開催するにあたり、 日本とアメリカではサマーに参加することへの壁の高さが違うということを感じました。



今回オーディションの案内をさせてもらっている中で、 「まだそこまでのレベルに達していないから」や、「そこまで将来性がないので、、、」


というお返事をいくつかいただきました。

日本ではコンクールなどで賞をとるほどの実力じゃないと留学はできない。 という考えもあるようですね。 もちろん経済的な面で、飛行機代/滞在費/授業料を考えると日本で学ぶよりお金がかかることもあり、 生半可な気持ちでは行かせられない、というのも理由の一つかとも思いますが、 アメリカではバレエ団のほとんどがサマープログラムを開催していて、 サマーに参加している生徒さんたちは、

みんながみんなプロを目指しているわけではありません。 どちらかというと、ただ踊るのが好きだから!

バレエが好きで習っているから、夏の間は違う場所で 新しい友達も作りながら違うスタイルも学べたらいいな。 という感じできているダンサーが多い気がします。 アメリカで子供にバレエを習わせている親御さんたちにとっては、

子供の社会勉強みたいなものよ〜と言っておられました。 (とてもアメリカらしい、、、。) それからプロになるかどうかは子供の選択だけれど 同じバレエを頑張る色々な場所から集まる同世代の子たちと一緒に学ぶことはいいことかしらと。 プログラムによって期間は違いますが、 長めのサマープログラムだと

バレエの練習以外の活動が組み込まれていて みんなで舞台を見に行ったり アメリカの祝日をサマー参加者みんなでアメリカ流にお祝いしたり

映画を見に連れて行ってもらったり。 私自身幾つものサマープログラムに参加し、 プロになってからは主催側でお手伝いもさせてもらっていますが、

若いときに知り合ったダンサーが5年後に日本にバレエツアーできてて再会!なんてこともあり、 一夏の短い間でも、毎日一緒にレッスンをして過ごした関係はこうやってつながっていくのだな〜と しみじみ感じることがあります。 最近になってより強く感じるのが、人と人、ダンサー同士の繋がりの大切さ。 違う国にオーディションにいくときに、 たまたバレエ学校の同級生が家に泊めてくれたり、 街を案内してくれたり、 バレエ団の情報を教えてくれたり、 お互い頑張っているのを見ると刺激も受けて。 サマーはそんな関係を作ってくれる場所でもあるかな?と思います。 この記事が皆様のお役に立てたら嬉しいです。 感想、こんなこともっと書いて欲しいなどありましたら お気軽にインスタグラムページか、お問い合わせページにてメッセージくださいませ。 日本もまたとても寒くなってきていますが、 風邪などにお気をつけて〜。

 
 
 

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