【アメリカンレパートリーバレエ/プリンストンバレエスクール 公式 日本オーディション 2023】
- tomomomomore
- 2023年1月13日
- 読了時間: 9分
更新日:2023年1月14日
アメリカ ニュージャージー州にある American Repertory Balletのトレーニープログラムと、 その付属学校 Princeton Ballet Schoolのサマープログラム 、公式 日本オーディションが2023年1月と2月に行われます。
前回の日本オーディションでは、コロナの関係でサマープログラムはオンラインの参加のみとなりましたが、
トレーニープログラムへは 4人が参加、そのうち2名がプログラム後に別のバレエ団に移籍し、今もアメリカで踊っています。 ※このオーディションはバレエ団/バレエ学校から正式に Ballet moreが依頼されて行っている、ARB/PBSトレーニー、サマープログラムの日本での唯一のオーディションとなります。
①American Repertory Ballet について
https://arballet.org/ アメリカンレパートリーバレエは、アメリカ ニュージャー ジー州に1963年に創立されて以来、クラシック、ネオクラシック、コンテンポラリーをレパートリーに持ち、全国的に知られる歴史あるバレエ団です。レパートリーには、ライモンダやくるみ割り人形などの古典バレエに加え、バランシン、アルピーニョ、ポールテイラーやローリンアンドジェリーの作品、トワイラサープ他、 偉大な振付家の作品があります。 ABTのイーサンスティーフェルがアーティスティックディレクター、ジリアンマーフィーがアーティスティックアソシエイトのため、2人のレッスンやレパートリーを学ぶ機会ももちろんあります。 現在、日本人ダンサーが2人在籍しています。
②Princeton Ballet School について
https://arballet.org/princeton-ballet-school/
そのバレエ団に付属するプリンストンバレエスクールは、1954年に創立された国内でも有名なバレエスクー
ルの一つで、プロフェッショナルダンサーとしてのキャリアのために必要なトレーニングをレベルの高い教師たちが行っています。
スタジオはアメリカ ニュージャージー州の小さい街にあり、治安もよく静かなところ。電車で1 時間半ほどでニューヨークへ行くこともでき、休日はABTやブロードウェイミュージカルなども 観に行くことができます。
③サマープログラム内容 (プログラム、費用、滞在 etc...)
https://arballet.org/si/ このプログラムでは、バレエダンサーとしての芸術面と技術面の両面を、1ヶ月間集中して磨くことができます。クラスごとの人数を制限し、暖かく親しみやすい環境を提供しています。 オーディションはアメリカ国内外で行われ、約100人の生徒が選ばれます。クラスはプリンストンスタジオで行われ、プログラム中はプリンストン大学内の寮に滞在することが可能です。 今年のプログラムにはARBのアーティスティックアソシエイトでもあるABTのジリアンマーフィーが講師として参加します! ※18歳以上のサマープログラム参加者は、トレーニープログラムへの入団を認められる可能性もあります。 プログラム内容:
ポワントクラス、ボーイズクラスを中心に、ヴァリエーション、パドドゥクラス、コンテンポラリー、モダン、キャラクター、その他作品の振り付けを学ぶレパートリークラスと、身体の仕組みを学ぶバイオメカニクス(生物力学) プログラム時期と費用: 5週間プログラム(6月26日~7月28日): $2850 3週間プログラム(7月10日~7月28日): $1710
2週間プログラム(6月26日~7月8日) : $1140 滞在について: サマープログラムの生徒は、プリンストン大学のキャンパス内の学生寮に泊まることができます。 大学のキャンパスは、情緒あるプリンストン市内に位置します。 滞在費についてはまだ情報が出ていないため、もう少々お待ちください。 年齢: 2023年6月26日時点で13歳以上。 パフォーマンス:
プログラム最終日には、パフォーマンスが行われます。 最後の3週間を含むプログラムに参加した生徒たちが出演することができます。 現段階では、プログラムに参加するにはワクチン接種は必要ありませんが、最終パフォーマンスに参加するためには3回目のワクチン接種が完了している必要があります。
④トレーニープログラム (プログラム、費用、滞在について)
https://arballet.org/class-division/trainee-programs/ アメリカンレパートリーバレエのトレーニープログラムは、”学生からプロのダンサーになる”という橋がけとなる年間研修プログラムです。テクニックや強さを鍛えるためのクラスから1日を始め、その後ポワント、ヴァリエーション、モダンクラスなどのクラスがあり、そのクラスの合間にバレエ団のリハーサルにも参加します。 プロフェッショナルダンサーとのリハーサルを通し、パフォーマンススキルなどを学びます。また プリンストンバレエワークショップ、セミプロフェッショナルバレエ団として、パフォーマンスに参加します。 トレーニーを経験したダンサーはその後、アメリカンレパートリーバレエ2へ昇格するためにオーディションを受けます。 ※プログラム合格者は、学校側が入団に必要なF1ビザの取得を手伝ってくれます
プログラム時期と費用: サマープログラム後から参加開始することも可能ですが、バレエ学校側としてはサマープログラムから参加することを強くお勧めしています。 $6750 / 年 + $80 (申込料) (上記は一括支払いの場合。分割払いの場合手数料が加わります)
年齢: 基本は高校卒業後の18歳以上となっていますが、 高校に行く必要がないダンサーや、通信で日本の高校を卒業できるダンサーであれば、 18歳より下でも参加することができます。
⑤日本オーディションについて
◉東京 1月29日(日)
みなとシティバレエ 浜松町スタジオ
東京都港区浜松町 2-13-5 2F
10:00~ 受付開始
10:30~ レッスン (13時までには終了)
◉大阪 2月12日(日)
Garage Art Space
大阪府東大阪市西堤本通東 3-6-23
10:00~ 受付開始
10:30~ レッスン
(14時までには終了)
服装
女性ダンサー:バレエシューズ、レオタード、タイツ 、トウシューズ、体のラインが見えればスカートの着用も可。
男性ダンサー:バレエシューズ、Tシャツ、タイツもしくは靴下 (体のラインがきちんと見えるもの)
※サマープログラム受講料が何%かの授業料が免除される奨学金制度あり。 オーディション参加者は全てスカラシップ審査の対象となります。
⑥オーディション申込方法
申し込みページは英語のページしかないため、申し込み前に一度 tmuranaka@arballet.org までメールをいただけると、プログラムのHandbook、オーディション申し込みページの日本語訳をメールにてお送りさせていただきます。
☟オーディションへのお申し込みは、以下のページからになります。 https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScV88sIfG5IvBU6e93B7SGQUSTPxvnf_-MtOce3vBX8UQyXfg/viewform
オーディションのお支払いについては、 ①paypalでの支払いもしくは ②Ballet moreの銀行口座への振り込みのどちらかを選んでいただけます。 ① paypalでのお支払いの場合申し込みフォーム上の右側のhereをクリックし、$35のお支払い手続きをし、 payment confirmation numberのところに、Paid with Paypal と入力してから次のページに進んでください。 ② Ballet moreの銀行口座へ振り込みの場合 申し込みフォーム上では支払い手続きをせず、payment confirmation numberのところに Paying directly to Ballet moreと記入して次のページに進んでください。 ※一度お支払いいただいたオーディション受講料は、いかなる理由があっても返金できません。
振り込みの場合の振込先
関西みらい銀行 千里山出張所 (支店番号 124) 普通預金 口座番号1431820 オーディション受講料 5000円
※申込期限は原則、各オーディションの2日前となっていますが、もしオーディションのことを知らず、当日でもオーディションを受けたい!となった方は一旦 本文最後の問い合わせ先までご連絡ください。
⑦オーディション後の流れ
審査の結果は、大阪オーディションから3週間以内の3月5日までにメールで通知させていただきます。 3月5日から一週間経っても合否の連絡がない場合、メールが迷惑メールなどのボックスに入ってることも予想されますので、ご連絡をいただけますと幸いです。 サマープログラム、トレーニープログラムへの参加を決めた方で、 学校とのやりとりやビザの申請、飛行機チケットの手配などのサポートが必要な方は、 Ballet moreを通してバレエで留学経験のあるスタッフがお手伝いさせていただくことも可能です。 もちろん、別のバレエ留学エージェントの方にお願いすることも可能です。 お気軽にご相談ください。
⑧前回のオーディションからプログラムに参加したダンサーからのメッセージ
・Sくん
私はこのオーディションをきっかけにアメリカでプロバレエダンサーになることができました。
私は幸運なことに約4ヶ月トレーニープログラムを経て2ndカンパニーに昇格できました。
クラシックを中心にコンテンポラリーや身体を強くするトレーニングなど、充実しておりバレエダンサーとしてレベルアップできました。
先生方にはとても感謝してます。
先生方、トレーニーのお友達もとても親切で英語が拙い私でも素敵な思い出ができました。
・Mさん トレイニープログラムでは、数多くの舞台を踏めることと、バレエはもちろん、コンテンポラリーやキャラクター、コンディショニングクラスなどもあり、とても素敵な環境です。 先生方もとても親身になって指導してくださいます。 ARBのくるみ割り人形のシーズンは全20公演程あり、カンパニーの方達と一緒に舞台に立てる機会があります。私は昨年クララを踊らせていただき、とても貴重な経験をさせていただきました! 最初は英語がうまく話せなくて、周りの子とうまくコミュニケーションが取れなかった事が大変でした。 でも、いろんな国から集まっているので、みんな優しくて沢山コミュニケーションを取ることができたので、少しずつ話せるようになりました! 私は現在、Eglevsky Balletというカンパニーで踊っています。ARBのトレイニーで力をつけていったからこそ、今こうやってバレエ団に入団できたと思います。 みなさんも是非オーディションに挑戦してみてください!
⑨その他
オーディションのレベルについてなど質問をいただいていますが、人数、またその時によってそれぞれ違うため、どんなレベルで、ということは答えるのが難しいなと感じています。ただARB/PBSの日本でのオーディションがまだ2回目なこともあり、オーディションを受ける人数は他の国内オーディションに比べてまだ少ない印象です。 また、怪我をしているためオーディションの参加を悩んでいるというメールもいただいていますが、怪我をしている方は受けられるところまで(ジャンプは抜ける、ルルベをしない)のオーディション参加も可能です。サマープログラムやトレーニープログラムまで治す時間もしっかりあるかなと思うので、それを配慮した上で選考させてもらえればと思います。 オーディション、プログラムについて質問等ありましたら、以下のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。 問い合わせ先
ARB/PBS 日本オーディション窓口 Ballet more 村中 智
tmuranaka@arballet.org https://www.instagram.com/ballet_more/
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